バッグ作りをとおしてバングラデシュの女性たちを支援

「the Jackson（ザ ジャクソンズ）」は、双子のデザイナー、ジョーイ＆ルイーズが1996年にロンドンで立ち上げたバッグブランド。2012年からはバングラデシュ南西部の手芸職人とパートナーシップをスタートし、現在では熟練した技術をもつ5,000人以上の女性たちとデザインをコラボレーションしてバッグを製作しています。彼女たちの働く機会を作ることで、貧困との闘いと女性の社会的な役割を支える活動を続けています。

女性の自立と社会的地位の向上を実現

このダイナミックなコラボレーションを通じて、彼女たちは無料で医療機関や教育を受けることが可能になりました。また、直接賃金が支払われるため、日々の生活や将来について、より自由な選択の幅が広がり社会的な地位を得ることができています。バングラデシュでは女性という理由だけで、教育や雇用の機会が限定されていましたが、大半の家庭の娘さんたちは高校まで卒業し、なかには大学に通っている子供たちもいるほどです。

地球環境に配慮したエシカルブランド

バッグに使用されているジュート素材は、成長力が強く栽培に多くの水や肥料を必要とせず、生育中には多くの二酸化炭素を吸収し酸素を放出してくれます。また、焼却しても有害物質を出さずに、土に埋めると微生物によって分解され大地に戻ります。ザ ジャクソンズの魅力はそのデザインだけなく、地球環境や社会に対して責任あるアプローチを取る、エシカルなブランドを目指していることです。